沢地萃 (たくちすい)
卦 辞 (けじ)
萃。亨。王仮有廟。利見大人。亨。利貞。用大牲吉。利有攸往。
(すいはとおる。おうゆうびょうにいたる。たいじんをみるによろし。とおる。
ていによろし。たいせいをもちいてきち。ゆくところあるによろし。)
易経 岩波文庫 45番目沢地萃説明より
【萃sui-諏訪湖】の、「萃(すい)」は、草が成長し青々と生い茂っている状態を表す言葉。
中国の古典「易経」、45番目の卦“沢地萃(たくちすい)”より、選び抜いたものです。
“沢地萃”が表すのは、大地の上に瑞々しい沢がある様であり、土壌が潤い豊かであることを表しています。土が潤えば植物が生長し、恵みを求めて生き物が集い、さらに豊かになっていく。
そこには豊かさの連鎖があるといえるでしょう。
そして、諏訪の地にお客さまが集い、瑞々しい豊かさ溢れる想い出を育む場となれることを願い、“萃sui-諏訪湖”と名づけたのです。
日常の喧騒から離れ、大切な人と集い過ごす時、穏やかな寛ぎの時が流れるでしょう。