衛生・消毒プログラム
概要
萃sui-諏訪湖では、2020年6月1日より新たな衛生・消毒プログラムを導入しました。お客様と社員が安心し過ごせる環境を目指した30項目以上からなるプログラムです。①「施設の衛生管理」②「人からの感染防止」③「衛生管理トレーニング」の3つの視点から構成されております。以前より行なっていた衛生管理の取り組みに加え、新たに3密(密閉・密集・密接)を避けた行動基準、細菌及びウイルスを“つけない”“増やさない”“やっつける”を行動基準として考案しました項目と合わせて多岐にわたる内容となっております。お客様と社員が安心して過ごせる環境を目指し、今まで以上に衛生管理及び消毒作業に手間と時間を掛けてまいります。
- ※本プログラムは、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)」、厚生労働省 「HACCPに基づく衛生管理のための手引書」を元にプログラム立案しております。
- ※当館はGOTOトラベル参加条件を徹底・実施しております。
- ※今後の情勢によって内容を変更する場合がございます。
浴場内の衛生管理
当館では、温泉を安全にご利用いただく為、厚生労働省及び保健所が定めた方法・清掃頻度を遵守して、浴場内の衛生管理を行っております。
設備
- 循環式浴槽(週に1回以上定期的に完全換水し、浴槽の消毒・清掃をしております。)
- 濾過器
- 塩素注入機
頻度
- 浴場の清掃:毎日
- 湯抜き清掃:週1回
- 塩素消毒:湯抜き清掃時に毎回(塩素濃度を保つ為に塩素注入機により常時消毒)
- 残留塩素濃度測定:毎日(1日2時間以上0.4mg /L〜1.0mg /L以下で調整)
3密回避と消毒
2分でわかる衛生・消毒への取り組みMOIVE
目次
施設の衛生管理、
人からの感染防止、
衛生管理トレーニングの
3つからなるプログラム
①施設の衛生管理
- 全客室プラズマクラスター空気清浄機設置世界初、プラズマクラスター技術で、空気中に浮遊する「新型コロナウイルス」の減少効果を実証
- アルコール消毒ポンプの設置(全パブリックスペース)
- 深夜及びチェックアウト時のオゾン殺菌機を使った殺菌(全パブリックスペース、調理室)
- 深夜の次亜塩素酸水を入れた加湿器の作動(全パブリックスペース)NITE(製品評価技術基盤機構)公開:新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水消毒の有効性が確認されました
- 噴霧器を使用した消毒作業(全客室清掃終了時、全パブリックスペース)
- 接触感染リスクが高い箇所の消毒
- リモコン機器等の紫外線消毒
- 玄関に抗菌マット設置
- 外部機関による衛生監査
- 全室禁煙、法に基づく喫煙室設置
CO2濃度を測定し、3密を数値化
当館では3密状況を見える化すべく「CO2センサー」というシステムを導入しております。
「CO2センサー」はCO2(二酸化炭素)濃度を測る機械です。人が密集するほどCO2濃度が上昇する原理を利用し、大浴場などのパブリックスペースの密集状態を測る目的で使用しております。
緑、黄、赤の3つの段階と警告音でモニターの画面上にCO2濃度を表示しております。3密回避の1つの基準としてご利用ください。
画面に表示されたCO2濃度を確認して、密を避けたご利用をお願い致します。
【3段階表示】
- 緑色〜999ppmまでは、換気が良好(密集していない)
- 黄色1000〜1499ppmは、換気推奨(やや密集している)
- 赤色1500ppm〜は、換気が必要(密集している)
※左記のCO2濃度による換気推奨数値は厚生労働省発表の数値を基準にしております。 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf
空間除菌・殺菌
新型コロナウイルの空気感染状況を鑑みて空間の除菌・殺菌器を館内パブリックスペース各所に設置しております。殺菌力の高い深紫外線LEDやウイルスを分解して除菌する光触媒などの最新テクノロジーを利用して、安全な空間提供に努めております。
抗菌・抗ウイルスの光触媒コーティング
手の触れる箇所(全客室のドアノブ、館内の手すりやエレベーターボタンなど)に抗菌・抗ウイルスの光触媒コーティング加工を施しております。光触媒コーティング加工を施した箇所にはシールでわかりやすく表示しております。
客室での取り組み:アルコールと次亜塩素酸水を使った客室の消毒清掃5ステップ
(1)清掃
マスクと手袋を着用し、客室を綺麗に清掃します。
(2)アルコール消毒・UV消毒作業
手に触れる箇所(テーブル、ソファ、リモコン、受話器、スイッチ、取っ手、ドアノブ等)をアルコールで消毒します。リモコン機器等は紫外線消毒を行い、消毒袋に梱包します。
(3)客室内設置グラス類等の高温洗浄及び次亜塩素酸水消毒
客室内設置グラス類等は高温洗浄及び次亜塩素酸水消毒をします。消毒後は、消毒袋に梱包または消毒帯をして設置します。
(4)噴霧器による次亜塩素酸水消毒
ウイルスの不活化、アレル物質の除去効果のある次亜塩素酸水を客室内に噴霧します。
(5)消毒済みシール
消毒が終了した客室には、消毒済みのシールを扉に貼り消毒の漏れを無くします。消毒済みの客室には当日使用されるお客様のみご入室いただけます。
パブリックスペースでの取り組み:清掃・消毒・高頻度換気サイクル
(1)パブリックスペースの定期的な清掃
6月よりパブリックスペースの清掃回数を増やしました。(2)深夜の次亜塩素酸水を入れた加湿器の設置
ウイルスの不活化、アレル物質の除去効果のある次亜塩素酸水を入れた加湿器を脱衣所やフロントカウンター、ロビー、調理室などのパブリックスペースに設置し深夜に使用しております。(3)深夜のオゾン殺菌機を使った殺菌
お客様がいらっしゃらない深夜のパブリックスペースを菌やウイルスを除去するオゾン殺菌機を使用しております。(4)定期的な換気
ウイルスや菌の停滞や繁殖を抑えるためパブリックスペースの定期的な換気を行っております。
大浴場での取り組み
脱衣所にはアルコール消毒ポンプを設置しております。深夜の時間は次亜塩素酸水を入れた加湿器とオゾン殺菌機を使った殺菌を行なっております。脱衣所にある備品(カゴやドライヤー)などもこまめに消毒対応を行なっております。温泉は塩素消毒を行なっております。
また大浴場内の3密回避の為、食事時間のコントロールを行なっております。告知なく浴場使用の制限を行う場合もございます。ご了承ください。
調理室での取り組み
調理室では食品衛生のHACCP(危害要因分析に基づく必須管理点)を導入して衛生管理に特に気を使っております。また納入食材及び他納入物の消毒や調理室入室の際の靴、服消毒も念入りに行なっております。
※HACCPとはHazard Analysis Critical Control Pointの略で「危害要因分析重要管理点」というものです。HACCPは国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会が発表したもので、食品の状態や扱いの重要項目を記録し管理する食品衛生管理の手法です。当館はこのHACCPに沿って食品衛生管理を行なっております。
個室料亭での取り組み
当館は個室にてコース料理形式の料理提供を行なっております。使用後は噴霧器による次亜塩素酸水消毒と、テーブルをはじめ取っ手などの細かい部分のアルコール消毒も行なっております。
送迎バスでの取り組み
送迎バスは次亜塩素酸水を入れた加湿器と噴霧器を使い、車内の消毒を行なっております。車内にはアルコール消毒ポンプを設置しております。バスの運行は乗車人数の制限や間隔を開けた着席など、ソーシャルディスタンスに配慮した運営を行なっております。
②人からの感染防止
- 全社員の検温及び体調管理記録
- 出勤時及び勤務中のうがい、手洗い、アルコール消毒必須
- 毎月の検便検査実施、ノロウイルス検査実施(11月〜3月)
- インフルエンザ予防注射実施
- 全社員常時マスク着用
- 清掃時の手袋着用
- 料理調理時の手袋着用
- お食事の際、ご希望のお客様にはフェイスシールドをして料理提供
- 個室でコース料理形式の料理提供
- ご入館時の検温、アルコール消毒願い
- チェックイン時、全お客様のご本人様確認・体調ヒアリングの実施 ※発熱や風邪の症状が見られる場合は入場制限をさせていただき、保健所等の指示などを仰ぎ適切な対応をさせていただきます。
- パブリックスペースにおけるお客様へのマスク着用願い
- 浴室内、エレベーター内での会話自粛願い
- 送迎バス乗車時、アルコール消毒、マスク着用願い
- ソーシャルディスタンス監視
- 収容人数に対して50%制限
- 全納入業者へのマスク着用及び手袋着用願い
- パルスオキシメーター(酸素濃度測定器) ※1貸出※1 当館が測定値に対し判断をすることはございません。
抗原検査
2021年8月より全スタッフ対象の新型コロナウイルス抗原検査を毎月実施しております。お客様と従業員への安全安心の為、コロナウイルスの感染が懸念される間は毎月検査を行う予定です。
③衛生管理トレーニング
- 弊社衛生消毒プログラム2020の啓蒙教育本プログラムは、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会“宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン(第1版)”、厚生労働省“HACCPに基づく衛生管理のための手引書”を元に立案しています。立案の主旨や必要性などの教育を全社員向けに行っております。
- ATP検査(手指に付着している菌の数を測定し、手洗いの状態を可視化します)
- 手洗い講習
- 外部による衛生管理講習
- 調理室、提供者への衛生管理マニュアル
- 8つの過程に分けた調理室業務衛生マニュアル
▼業務衛生マニュアル概要
- 作業前
- 手指の洗浄・消毒
- 作業靴の消毒
- 器具、作業台、冷蔵庫等の消毒
- 食品の検収・保管
- 検収を行い、記録簿に記録・保管(相互汚染を防ぐ保管)
- 品質、鮮度、包装、温度
- 下処理
- 非汚染作業とまたがることのないよう留意
- 下処理従事後、手指の洗浄・消毒
- 原材料等の保管・管理
- 野菜・果物:流水で洗い、必要に応じて次亜塩素酸ナトリウム溶液で殺菌後、流水にてすすぐ
- 魚介・食肉:必要に応じて次亜塩素酸水に浸漬後、流水にてすすぐ
- 調理
- 調理台、水槽の洗浄・消毒
- 加熱調理にあたっては中心部が殺菌温度まで加熱されていることを確認
- 作業前に手指の洗浄・消毒
- 調理室内の温度、湿度を確認し記録簿に記録・保管するとともに換気を十分に行う
- 盛り付け
- 料理に直接手を触れないようにすること
- 調理が終了した食品は適温で管理
- 施設、設備の衛生
- それぞれ区分けされた付近を用い専用のものとする
- 設備内温度の記録・保管
- 従事者の管理
- 業務事業者の健康状態を衛生管理点検表で個別に記録・保管
- 身体衣服は常に清潔に保ち、調理衣、エプロン、マスク、帽子、履物を着用
- 検便検査の実施→前述の結果、食品衛生上支障がある場合は業務に従事させない事
- 作業前
- 社員評価項目に衛生管理理解度、実施度を導入
緊急時の病院、
保健所について
当館の近くには救急病院がございます。
諏訪赤十字病院 車で3分
TEL: 0266-52-6111 住所: 〒392-8510長野県諏訪市湖岸通り5丁目11番50号
当館は諏訪保健所の管轄にございます。
諏訪保健所 TEL: 0266-53-6000