
萃sui-諏訪湖では、先日姉妹館にて「旅のユニバーサルデザインアドバイザー」資格教習を行いました。
当館では以前より世界レベルの取り組みであるSDGs(持続可能な開発目標)の方針に賛同しており、SDGsの17の目標の一つである「人や国の不平等をなくそう」という観点からユニバーサルデザインに力を入れております。当館にはトイレバリアフリータイプのお部屋もご用意しております。
【ユニバーサルデザイン】
ユニバーサルデザインとは年齢、国籍、障害の有無などに関わらず全ての人が住みやすく利用しやすいデザインを目指すことです。今回の資格は、旅中や旅先でのユニバーサルデザインに特化した民間資格です。



【教習内容】
今回の教習では、最初にユニバーサルデザインの基礎を学ぶ講習やディスカッションを行い、その後、実際に車椅子や白内障ゴーグルを使った実技を行いました。車椅子での実技は、通常時の補助だけでなく、段差があったり、災害時でエレベーターが使用できない場合の想定を踏まえた対応も学びました。白内障ゴーグルとは白内障の方の見え方を学ぶためのもので、着用しながら館内を歩き、利用者の気持ちになって注意点を学びました。そして最後に資格取得試験を行い、1日の教習を終えました。
当館では毎年「旅のユニバーサルデザインアドバイザー」資格教習を行い、資格保有者が年々増えて続けております。 私どもの取り組みが皆様のご快適な旅に繋がりますと幸いです。
萃sui-諏訪湖 今井